呼吸が浅いのは姿勢が原因?|疲れやすさを改善する体の整え方

「最近疲れやすいのは、運動不足だから?」
そう思っていませんか。
ジムに通ったほうがいいのかもしれない。
筋トレを始めたほうがいいのかもしれない。
でも同時に「運動は正直きつい」「続く気がしない」
そんな気持ちもあるのではないでしょうか。
疲れやすさの原因は、必ずしも体力不足とは限りません。
呼吸が浅い状態や、姿勢の偏りが続いていることが、日常の消耗につながっている可能性もあります。
この記事では「疲れやすい=運動不足」と決めつける前に知っておきたい呼吸と姿勢の関係について解説します。
疲れやすい=運動不足とは限らない

疲れやすさを感じると、多くの方が「もっと運動しなきゃ」と考えます。
確かに、運動不足が一因になることもあります。
ですが、体力がある人でも疲れやすいと感じることはあります。
その違いの一つが、呼吸の状態です。
呼吸は無意識に行われます。
そのため、浅くなっていても気づきにくいものです。
呼吸が浅い状態では、体は十分に力を抜きにくくなります。
その結果、軽い緊張が続きやすくなります。
この緊張が一日中続くと、体は常に少しずつエネルギーを使い続けます。
特別な運動をしていなくても、夕方にはエネルギーが切れたように感じやすくなります。
呼吸が浅くなる背景にある姿勢

呼吸は「肺だけ」の問題ではありません。
「肋骨、背中、横隔膜、骨盤」が連動して動いています。
そのため、姿勢の影響を受けやすい特徴があります。
例えば
・肩が前に出ている
・猫背で背中が丸まっている
・胸を張りすぎて腰が反っている
こうした姿勢では、肋骨の動きが制限されやすくなります。
肋骨が十分に広がらないと、呼吸は浅くなりやすくなります。
呼吸が浅い状態が続くと、体は力を抜きにくくなります。
呼吸が浅くなる背景に、姿勢の影響がある場合があります。
姿勢を正せばいいわけではない

ここで、よくある誤解があります。
「背筋を伸ばせばよい」と考えてしまうことです。
しかし、無理に胸を張ると、かえって呼吸が入りにくくなる場合があります。
大切なのは、見た目の形を整えることではありません。
呼吸が入りやすい状態をつくることです。
そのために意識したいのは
・肩の力を抜く
・一度ゆっくり息を吐く
・背中がやわらかく広がる感覚をもつ
これだけでも、呼吸は変わる可能性があります。
運動の前に整えるという考え方

呼吸が浅いまま運動を始めると、体に余計な力が入りやすくなります。
その結果、消耗が増える場合があります。
そのため、まず整えたいのは次の3つです。
・呼吸が深く入りやすい状態
・姿勢を無理なく保てる状態
・関節がスムーズに動く状態
体が動きやすい土台ができると、日常動作そのものの負担が減りやすくなります。
それが、疲れやすさの改善につながることがあります。
運動量を増やすのは、その後でも遅くありません。
整えることは、生活を楽にすること

呼吸と姿勢が整うと、次のような変化を感じる方もいます。
・集中が続きやすくなる
・夕方の体の重さがやわらぐ
・肩や首の凝りが軽く感じやすくなる
疲れやすさの改善は、体力を強化することだけではありません。
日常の中で生じている「余計な消耗」を減らすことが重要です。
呼吸と姿勢を整えることは、運動量を増やす前に取り組める、現実的な方法の一つといえます。
まとめ|最近疲れやすいと感じたら
「最近疲れやすい」
それをすぐに運動不足と決めつける必要はありません。
呼吸が浅くなっていないか。
姿勢が固まっていないか。
まずはそこから見直すことが、改善の入り口になることもあります。
下北沢のスタジオ J+では、姿勢と呼吸の状態を確認しながら、無理なく整えるサポートを行っています。
運動を増やす前に、今の体の状態を一度整理してみてください。
原因が見えるだけでも、体との向き合い方が変わることがあります。